赤ちゃん用品でおなじみPigeon(ピジョン)から発売されているのが「ベビーミルクローション」。産院でピジョンの哺乳瓶やベビーグッズを使っているところも多いですよね。大手メーカーという安心感があるピジョンの保湿剤ですが、本当に赤ちゃんのお肌に使っても大丈夫なのかどうかをブログにまとめました。【2018年3月追記:アルコール入りと判明。赤ちゃん用なのにショックです。我が子には使いたくないのでレビューは私の二の腕に使用しました】
妊娠中の定番雑誌「たまごクラブ」や「赤すぐ」で必ずといっていいほど見かけるのが、赤ちゃん向け用品『ピジョン』のベビーミルクローション。
昭和32年に哺乳器本舗として会社を設立してから、様々な赤ちゃん向け用品を開発していることで有名ですね。
転勤族なので3人とも違う産院で出産したのですが、どの産院もピジョンの哺乳瓶を使っていたような気がします。さすが大手!
でも哺乳瓶と保湿剤は別物。
保湿剤の品質はどうなのでしょうか?

私の周りでは、ピジョンの保湿剤を使っているというママがほとんどいません。哺乳瓶とか離乳食グッズを使っているママは多いんですけどね。
そこで実際にピジョンのベビーミルクローションを購入して、赤ちゃんに使えるのかどうか成分や保湿力を調べてみました。
目次
ピジョンベビーミルクローションの全成分検証
「赤ちゃん用保湿剤は種類が多すぎて、何を選んでいいか分からない!」という声をよく聞きます。
気になる保湿剤を見つけたら、まず口コミチェック!というママも多いのではないでしょうか。
でも、口コミはあてになりません。
無料で商品提供して口コミしてもらうケースが増えていて、悪いことを書きにくいからです。ステマも増えてますし。
では何を基準にすればいいのか。
私は保湿剤の成分を確認するようにしています。
お肌に負担になるような成分があるかどうかチェックすれば、保湿剤の失敗が少なくなりますよ^^

保湿剤のパッケージもしくは添付文書には、必ず保湿剤に配合された成分が書かれているのでチェックしてみてくださいね。「成分」もしくは「原材料」と書かれていることが多いです。
ピジョンベビーミルクの原材料は安全?安心して使える?
保湿剤の成分は、配合量が多いものから順番に並べて書くというルールがあります。
ピジョンベビーミルクローションの場合は・・・
- 水
- グリセリン
- エチルヘキサン酸セチル
- ステアリルアルコール
- ステアリン酸グリセリル
「一番多いのが水なの!?」と思われるかもしれませんが、保湿剤の成分は一番最初が「水」というのが定番なのでご安心ください。
次いでグリセリン、エチルヘキサン酸セチル、ステアリルアルコール、ステアリン酸グリセリルの4つは保湿目的で配合された成分です。どれも昔から使われている成分で、肌への安全性が比較的高いと言われているものが配合されています。
ただ・・・全体的に化学原料が多い印象を受けます。
公式サイトを見ても「無着色・無香料・パラベンフリー」としか書いておらず、原材料の安全性については明記されていません。

私がアトピー体質ということもあって我が家では天然由来成分の保湿剤を選ぶようにしているので、化学原料の多さにドン引き・・・。
>>【関連記事】愛用中①「ぬくもりミルクローション」レビュー
ピジョンベビーミルクの口コミを読むと「上のお姉ちゃんは大丈夫だったけど、下の子に塗ったら痒がって大変だった」とか「赤くなってしまった」という内容のものがチラホラ・・・。
ピジョンミルクローションを使うのは、肌のバリア機能が安定する10歳以降にした方が良いかな~というのが個人的な意見です。
【口コミ検証】ピジョンベビーミルクローションの保湿効果は?
個人的には「赤ちゃんに使うのはリスクが高いかな~」と思うピジョンのベビーローションですが、お肌は10人10色。
私の個人的な意見だけではなく、実際に使っている人の口コミも集めてみました。
【レビュー】ピジョンベビーミルクローションの体験談
マツキヨで手に入れた、ピジョンのベビーミルクローション。
実際に赤ちゃんに使ってみようと思ったのですが、成分表示を見ると化学材料が多い&アルコール入りなのが気になります・・・。
赤ちゃんのお肌には刺激が強いと判断し、私の『二の腕』に使ったレビューを執筆させていただきます。ご了承ください。
ピジョンベビーミルクローションを塗った後の水分量
ピジョンベビーミルクローションは「サラサラの使い心地」とか「化粧水に近い」という口コミが目立ちます。
サラサラでもちゃんと潤っているのか、それとも肌内部は乾燥したままなのか…実際のところはどうなのでしょうか?
水分量を測定して調べてみました。
▼水分量の変化
保湿直後は水分量が4%上がりましたが、わずか30分で水分量ダウン…。
水分量が元に戻るのならまだしも保湿前より乾燥しているという・・・これなら塗らない方が良かったんじゃないかと思ってしまいます^^;

実際に30分後のお肌を触ってみましたが、表面も内側も水分不足…という感じでした。内側が乾燥している感じというか。
真夏の暑い日にはいいかもしれませんが、乾燥が気になるときには力不足かな…と思います。
ピジョンベビーミルクローションQ&A
ピジョンベビーミルクローションを買った後に「こんなはずでは…」と後悔しないために、気になる疑問を丸ごと解決しておきましょう!←私自身が後悔しているうちの一人ですが…
なおここに記載しているQ&Aは、ピジョンの相談窓口で電話確認した内容ですのでご安心ください。
ピジョンベビーミルクローションはどこで買える?
ピジョンベビーミルクローションはドラッグストアや薬局のほか、赤ちゃん用品店で買うことができます。
私の近所ではマツキヨが一番安かったです!
赤ちゃんがいるとゆっくり買い物できない・・・というママは、楽天で日用品をまとめ買いするついでに買うのもアリだと思います。
私が普段よく利用するのは『楽天24』ですが、3000円以上で送料無料なのでトイレットペーパーやオムツなどかさばるものをまとめ買いすることが多いです^^
▼ここです
ピジョン ベビーミルクローション しっとりすべすべ フローラルパウダーの香り 120g
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まとめ ~3人ママの本音
ピジョンは大手赤ちゃん用品のメーカーです。
「ピジョンなら大丈夫」と思って、ミルクローションの購入を決意される方もいると思います。
それに、よく知らないメーカーの保湿剤を買うより大手の保湿剤の方が安心・安全という気がしますよね。
でも私は、それで数えきれないくらい失敗しました。
<大手メーカー=赤ちゃんの肌に優しい、とは限らないです。
赤ちゃんのお肌に安心して使えるかどうかの目安は原材料。これに限ります。
公式サイトで良いことが書いてあっても、ツイッターや@コスメの口コミが良くても、原材料に良くない成分が入っている保湿剤は買うべきではありません。
ピジョンベビーミルクローションで私が気になったのは、アルコール成分や化学材料。(無着色・無香料・パラベンフリーと書いてありますが、これは当然のことなので)
ピジョンのベビーミルクローションを塗ると、スーッと涼しくなります。
これはアルコールが入っているからです。
でも個人的には、赤ちゃん用製品にはアルコール成分も入れるべきではないと思います。
というのも日本人は、もともと体質的にアルコールに強くないから。

実は私、この保湿剤を二の腕に塗っただけで軽いヒリヒリ・痒みが起こりました・・・。
▼参考
※各国の人マークに記載されている数字は、アルコールの分解能力が弱い人の割合です。欧米諸国と比べて日本人がアルコールに弱いことが分かりますね。
原材料にこだわった赤ちゃん用保湿剤は、ハッキリいって値段が高いです。
でも、どうして高いのかを考えてみてください。
1本3000円の保湿剤と、1本500円の保湿剤の違いは「原材料」です。
安く済ませるためには、安い材料を使わなくてはいけません。
赤ちゃんの時期の肌トラブルは、大人になっても尾を引きます。(私がその典型的な例です)
元気なお肌は、ママからの最高のプレゼント。
決して豊かではない我が家ですが、その思いから保湿剤はちょっぴりいいものを使うようにしています^^
あなたのお子さんにも、ピッタリの保湿剤が見つかりますように・・・。
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